毒親育ちのもぐもぐ育児日記

80年生まれ、毒親育ち。ちょっぴりネガティブで時々無駄に強気な女が母になりました。

私が毒親というワードに過敏に反応しだした理由

前回の記事が想像をはるかに超える勢いで色んな方に読まれて、少々慌てております。
たくさんのスターやブクマをいただき、ありがとうございます。

はてなは人気ブックマークエントリをひたすら読むだけで、自分が中の人として何かをしていくことがなかったので、少々戸惑っております。
とりあえず、人気ブックマークのところに自分の記事が出てきたときは、猛烈に興奮しました。

私が毒親について考えるようになったのは、母親の癌の闘病生活があったからだと思います。


身内が癌の末期で余命宣告をされたときに気をつけておきたいこと - パンケーキ日和



前に記事に書いたのですが、私の母は数年前に癌で余命宣告されました。
母親は余命半年。父親は既に他界している状態。私はちょうど結婚したところで、その時の仕事と結婚生活を両立させることは大変そうだなぁ…と考えているところでした。

そして、「母親が最後の半年、一人ぼっちなのはかわいそうだ!」と思って、仕事を辞め、母をサポートすることを決めました。

母親は余命半年と言われたものの、想定よりも癌の進行が遅かったらしく、余命宣告から2年半後に亡くなりました。

2年半の間は子どもの時ぶりに母親とがっつり向き合うことになりました。
半年程度仕事から離れるつもりだったのに、2年半も離れることになり経済的にも苦しくなりました。

母親が死ぬと両親共にいなくなることになるので、遺産相続の問題も出てきました。私には弟が2人いるのですが、今まで表面化していなかった家族の問題も浮き彫りになってきました。

想定よりも長く生きられたことは、本来ならば嬉しいことのはずなのに、私にとっては暗黒の2年半になってしまいました。

「この人(母親)いつまで生きるんだろう…もう死んじゃえばいいのに」「母親なんて大嫌いだ」っていう負の感情が止まらなくなって。

その一方でそんな負の感情を人に知られたら大変だ!親に対してこんな風に思うなんて、私って凄い薄情な人間なのかもしれない。何かが欠けているのかな…みたいな気持ちもあって。

母親が癌の告知をされた時点では「お母さんがいない世界なんて考えられない!」って思っていたんです。今思えば、仕事や家族以外の人との交流が生活のメインになって、母親との関わりが適度になっていたので、そう思えてたんだと思います。

実際に母が死んでしまった後は、思ったほど悲しい気持ちがなくて。ホッとしたっていう気持ちが大部分を占めていて。

死ぬ前は「今、お母さんがいてくれたらなぁ!」って時がたくさん訪れると思っていたんだけど、そんなときも訪れず…。

私ってやっぱりおかしいのかな?ってモヤモヤしていたんです。
そんなときに、何かの流れで毒親に関する記事をいくつか読んで。

一般的に親に対して抱いてはならないと思われている感情を抱くこと、そんな感情を抱いてしまう自分に疑問を感じて攻めること、それは決しておかしなことではないってコトを知って、自分の中にあったモヤモヤがスーッとなくなっていたんですよね。

そこから始まって、毒親について色々調べ始めて。共通点のある友達と話したりして。
自分で思っていなかった部分が親との関係性に繋がったりして、興味深深なのであります。

ちょうど今、自分のこれからの生き方についてモヤモヤしていることが多いので。
色々解いていくと、新しい道が開けるんじゃないかな?と思って。

親子関係をあまり楽しくない側面から紐解いていくのは苦しい作業ではあるんだけど、今がその時だと思うので、もう少し踏み込んで考えていきたいと思います。

毒親育ち妻と普通の家庭で育った旦那との間に起こったこと

ここ1ヶ月ぐらいで「もしかして私は毒親育ち?」ってコトに気がつきました。

そんなに激しい毒親ではなかったので、ソフト毒親育ちってところでしょうか。

 

毒親について少しずつ調べ始めて、今ある自分のこの性質はここから来ていたのか!そしてこの考えは少し特異なんだ!って思うことが多くて。

自分の中でモヤモヤしていたことが少しずつクリアになっていくことが多かったので、毒親というのが私の中でホットなキーワードになっています。

私は人格否定系毒親の元で育ちました


職場で叱られて泣いてしまっていた自分と自尊心のこと。 - スズコ、考える。

この記事を読んで、「おおおーー!!」これも、毒親からきていたのか!と思ったこと。

うちの親の毒的要素は色々あるんだけど、その中の一つというか一番大きいのが「ミスったときの人格否定がはんぱない」ってことなんです。

しかも小さなミスでありえないくらい怒られる。

例えば、小学校低学年の私に母親が「牛乳買ってきて」って頼んだとします。そこで、普通の牛乳ではなく低脂肪乳を買って帰ってきたときには「お前はなんておろかで、頭が悪く、注意散漫な人間なんだ!お母さんはそんな子に産んだ覚えはない!うちの家の子失格よ!!」って、ありえない勢いで怒られるのです。

んで、言われた本人も「私ダメな子だ。うちの家の子失格なんだ。お母さんに嫌われたかも。どうしよう、大丈夫かな?あー!私のバカバカバカ!私最低!ダメ子ども!!」みたいに思うのです。

今思えばそこまで怒ること?って思うんだけど。

 

旦那から注意をされたときに過剰に反応してしまう

スズコさんの記事の中では、主に職場で注意されたときに相手はその行動を注意しているだけなのに、全人格を否定されたように感じてしまって、激しく落ち込む。ってコトが書いてあって。

その点にも「わかる!わかる!」ってなったんだけど、私の場合、相手が身内である旦那になると、より強くそれが出るな、と思ったのです。

 

以前、旦那から「○○(家事)と○○(家事)を最近やっていない。それはどうなんだ?」と指摘されて、そこから大喧嘩に発展したことがあって。

私からしてみると「○○と○○をできない君は僕の妻失格だ。君なんかと結婚するんじゃなかった」みたいな感じに聞こえるんです。(今はその呪縛が解けかけたから大丈夫だけど)

そうすると「ひどい!!今まで普通に生活しながら、私のことをそんな風に思っていたのね!わぁぁぁぁん」ってなって。

旦那は「だたそれを治して欲しいって言ってるだけだよ、何でそんな大げさになるるんだ!?そしたら君に何も注意できないじゃないか!!」って話になるんです。

 

自分が人を注意することを躊躇うので溜め込んで爆発する

上に書いただけでケンカが終ればいいんだけど。私の場合、自分が注意されると「妻失格!」って言われているように感じるので、旦那に対して注意するときも「相手にすごい打撃を与えてしまうんじゃないか…」って思って、あまり口に出さないのです。

んで、自分が注意されたときに「私も思ってたんだけど、あなただって!!」みたいになって。本当に些細なことから大きなケンカになってしまうのです。

(基本的に夫婦仲は円満で3ヶ月に一度ほどこういうケンカが怒っていたのです)

 

そんなこんなで人格否定系毒親育ちだと、旦那にちょっと何かを言われただけで「妻失格で見放されるかも!!」っていう感情に飲み込まれてしまって、必要以上に反応してしまう。という話でした。

 

スズコさんの記事を読んで、旦那に「すごい発見したよ!!」って言ったら「だから言ったじゃーん」って話になりました。今後は無駄なケンカやイライラ、落ち込みが少し少なくなりそうで、ちょっぴりテンションが上がっております。

 

男の人もじゃんじゃん盛ればいいと思う!


着るだけマッチョ!男性のコンプレックス“胸板”を厚くするインナー 日本初上陸の『Funkybod(ファンキーボッド)』を8月29日に発売|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

話題になっているこの商品、はじめて知ったとき「すごい!!何で今までなかったんだ!」って衝撃を受けました。

正直、旦那に買ってあげたいくらい。

 

けど、「使えないわ!」ってマイナス意見のほうが多くて、個人的にはびっくりしています。

男性が化粧をするとかと同じカテゴリなんですかね?

 

女性のブラって基本、盛り盛りで実際のサイズより大きく見えるようになってる。9割くらいの女性は個人の意思に関わらず、胸を盛ってるんじゃないかな。

今のブラってめちゃ高機能だから、普通のブラでも寄せて上げてみたいなのがデフォルトでついてる。

私なんかは、鳩胸だし胸周りの脂肪も多いしで、自分の意思とは関係なしに猛烈に胸を盛ってます。

 

初エッチのときなんかに、女子「ごめん、あたし本当は胸ちっちゃいの」男子「俺も盛ってるから大丈夫だよ!」とかなったら、興ざめなのかな。

 

まぁ、対意中の女子に対する使い方はおいておいて、ビジネスシーンではかなり強力な味方になってくれるツールだと思います。

 

女子はYシャツから透ける胸筋が大好き!

Yシャツから透けるほどの胸筋って相当努力しないと手に入らないんだよね。特に社会人になってからは。なので、胸筋が透けてると、「この人、ちゃんと摂生して筋トレしてすごいな」ってかなりプラス思考に人格を解釈すると思う。

ただネガティブな見方だと「自分の体が好きなナルシスト」に見えるから、その他の態度は謙虚にすることが大切だとは思います。

営業職で女性がクライアントの場合、それだけで「ちゃんとした営業」みたいに思われることもあるだろうから、女性クライアントの営業マンは要チェックかな、と。

もし飲み会なんかで突っ込まれて「触らせて~」みたいになったら「実は…」って笑いの方向に持っていけばいいのです。「〇〇さんによく思われたくて…」みたいな。

 

なんだかんだで男子も透ける胸筋に弱いんじゃないの?

うちの旦那は「いかつい身体の男は話に説得力がある」みたいなことを言っていたし、ちょっと女性的な男性から「同性に舐められるから、今の見た目が嫌だ」みたいな話を聞いたことも結構あります。

なんで、胸筋=男子カースト?の中で上位にいけるってこともあるのかなーと。

一緒にお風呂に入ったらアウトだけど、ビジネスだけの付き合いだったら全然オーケーですよね。

 

そんなこんなで、もう少し我が家にお金があったら、旦那にこれをプレゼントしたいと思っている私です。

 

 

 

 

 

聞き上手ってそんなに大切なことなんだろうか。

最近「聞き上手になるにはどうしたらいいか」みたいなコンテンツをよく見る。

「話し上手になるには…」とか「自分の話を聞いてもらうには…」とかよりも多いような?気のせいかな。

「聞き上手」とはどのような人か | 安達裕哉

 

私、「友達と会ったものの向こうが一方的に話をしていて、自分の話をしたのは1割くらい」みたいなことになってしまう友達が複数います。

ちゃんと相槌打って、コメントして、深堀の質問なんかもしてるんだけど、その話を心から面白いと思っているわけではなく「これ、いつ終るんだろう…」って思っていることのほうが圧倒的に多い。

 

もちろんお互いに色んな話をして盛り上がって楽しい友達もいるので、自分から積極的に声をかけて遊びに行くのは、こちらのタイプの友達。自分の話をたくさんしてくる人とは、自分からは積極的に連絡しないし、気分が乗らなければ誘いを断るようにしたので疎遠になりました。

んで、ビジネスの場面では聞き上手って活かされるように思います。

クライアントの話を聞いて、問題をキチンと把握したり、新しく提案できるネタをゲットできたり。社内でも後輩の悩みを把握したり、上司から相談されて相談内容に答えながら新しいプロジェクトへのアサインを希望してみたり。

んで、最近凄く思うのが、プライベートでの聞き上手って必要なのか?ってこと。

私はフワフワした悩みなさそうなタイプに見られることが多く、ちょっと人に舐められやすい部分があるので、私だけかもしれないんだけど。

とにかくしゃべりたいみたいな人に、ロックオンされまくるんですよ。

んで、自慢だったりネガティブな話だったり延々される。凄く疲れる。

ストレスが溜まる。たくさん話す人はストレス発散できていいなー、と思う。

ある人に言ったら、人の話を真面目に聞きすぎるのがいけない。

適当に相槌打っておけばいいんだよ、って言われたんだけど。

適当に相槌打って話を聞くなら、そもそも聞く(会う)必要がないと思う。相手しか話さないし。

 

そんなこんなで、「聞き上手になろう」っていうけど、聞き上手ってそんなにいいもんかね?私は無神経なくらいにバシバシ話せる人になりたいよ、と思っています。

 

身内が癌の末期で余命宣告をされたときに気をつけておきたいこと

最近、知り合いの方が2名ほど癌でなくなったり、24時間テレビがあったりで癌について考えること。というか、思い出すことが非常に多いです。

私は、1年半ほど前に母親を癌でなくしました。

子宮体癌(ステージⅡ~Ⅲ)を発見され、子宮全摘出、4回ほどの抗がん剤治療を経て、「大丈夫でしょう、定期的に検診に来て下さい」と言われた1年半後くらいに再発。

お腹に腹水が溜まったことによって再発が判明し、お腹の腹膜に癌が細かく転移する腹膜播種だと診断されました。他にも怪しい箇所がチラホラ。腰の痛みも訴えており、医師からは「余命半年ほどでしょう」と余命宣告されました。

癌の余命宣告に振り回されてはいけない

半年の余命宣告を受けて、私は仕事を辞めました。ハードな仕事だったので、仕事と介護の両立が難しかったこと、同時期に入籍をしたので結婚生活と仕事の両立も難しそうだなと思っていたこと、加えてうちは父親が既に他界していて親戚づきあいも希薄だったことから、母にしっかり付き添う人がいないことが理由です。

半年の余命宣告を受けてから、母は2年半ほど生きました。喜ばしいことですが、想像より長い闘病期間に金銭的な問題やいったん仕事を離れてしまった自分の今後のキャリアへの不安など辛い部分もたくさんありました。

余命は数々の症例を元に導きだす確率的なもので、医師でも高精度な余命を出せるのは、余命1ヶ月~2ヶ月くらいのときだそうです。

うちのように余命宣告より大分長く生きる例もあれば、半年といわれて余裕を持っていたら2ヵ月後に急になくなってしまって、深く後悔しているという方々もたくさんいるようでした。

なので、余命宣告を受けたときは、短かった場合、長かった場合両方を想定して今後のプランを立てること、必要以上に一喜一憂しないことが大切だと思います。

緩和ケアの病院について調べておく

うちの母は癌の治療は大学病院でしていました。大学病院のがん治療は基本的に「治療」のためのもの。

抗がん剤の投与や放射線の照射、手術などを行い、その治療によって受けたダメージのケアをすることが目的です。

癌の治療を一通り行い、やれることがなくなった場合、体力的にこれ以上の治療が受けられない場合、自宅での介護か癌の緩和ケアを行っている病棟への転院をすすめられます。

大学病院での治療もできなくはないそうなのですが、癌の緩和ケアは看護師さんの工数もかかるので、通常の治療をしている病棟だと手が回らない可能性が高く、しっかりケアしてもらえる個室の特別病室への移動が必要になります。特別な個室なので、1日あたりの入院費用がかなり高くなります。(うちが入院していた病院は1日3万~って感じでした)

癌の末期は緩和ケア病棟か自宅介護の2択が一般的

病院の個室での緩和ケアが予算的にきつい…ってなると、緩和ケア病棟のある病院に転院するか自宅での介護の選択になります。

うちは東京23区内に自宅があるのですが、私と弟が通いやすく緊急時にすぐに駆けつけられる立地にある緩和ケアの病院は2,3個しかありませんでした。(3つあったけど、1つは評判が悪く気が進まなかった)

そのどれもが順番待ち状態で、半年程度待つ可能性もあるとのこと。大学病院から緩和病棟への転院か在宅看護を薦められたときは、余命は長くて3ヶ月~4ヶ月。(正確には年末頃にサクラは見ることができないでしょうって言われた)いつ急変して亡くなってもおかしくはない。という状態だったので、緩和ケア病棟での順番待ちという選択はできませんでした。

当時(今から2年弱前)聞いた話では、緩和ケア病棟には、まずエントリーをします。ベッドが空くとエントリー順に連絡が来るそうで、待っている最中でエントリーを取り消すことも可能だそうです。

なので、とりあえず緩和病棟へエントリーをし、そのあとで自宅介護か緩和病院看護か(もしくは個室看護か)をよく検討して、自宅介護や容態の急変よる治療の変更等があった場合は、緩和病棟へのエントリーを取り消すというのが良いと思います。

たくさんの患者さんがいるので、エントリーと取り消す場合は迅速に。

うちの場合は自宅での介護になりました。様々な補助器具をレンタルで自宅に設置して(保険が適用されます)、週2回くらい来るヘルパーさんと在宅に対応していただける医師の方と看護師の方と私と弟とで、何とかできた。って感じです。

在宅介護になって3週間ほどで自宅で看取りました。この選択で良かったな、と思っているんだけど、在宅介護期間がもう少し長くなっていたら、結構辛かったかもなぁ…とも思います。

 

癌に関する情報って意外とネット上にないんだよね。実体験とか。まぁ、本人は亡くなってしまうことが多いだろうし、復活した方も振り返って何かを書くとかなさそうだし、介護している方がその最中はぐったりで書けない。終った後に書くってのもあんまりない…みたいな感じなのかな。と思います。

その他のこともちょいちょい書いていきたいなと思います。何かの際に参考になれば…。

 

ちなみに緩和ケアができる23区内の病院はここを見ると16病院。10個程度しかベッドがない病院も多いので、緩和ケア病棟に入るのはかなり激戦なのです。

 

 

飛行機や新幹線の座席をリクライニングする・しない問題

リクライニングさせない器具巡りけんか 米で緊急着陸:朝日新聞デジタル

リクライニングさせない器具なんてものが、流通しているなんて!

めっちゃびっくり。

 

リクライニングさせない器具を使う人は、自分はリクライニングしないんだろうか…。

そういう人に限って、自分は目一杯リクライニングするんだろうな…なんて思ってしまいました。

 

日本人は国内線でリクライニングしないの?

前の座席の人から、強制的にリクライニングの自由を奪う『ニーディフェンダー』が原因で、飛行機が緊急着陸する事態に! - クレジットカードの読みもの

この記事の中で、

反面、日本の国内線飛行機の場合には、ほとんどの乗客がリクライニング機能を利用しない。

って書かれていて、「うわー、私リクライニングするわー」って思ってちょっと焦った。といっても、国内線はあまり乗ったことがなく、ここ7,8年は一度も乗ってないけど、乗ったらリクライニングすると思う。

 

注意して見たことはないけど、新幹線はリクライニングする人多いよね。(私がよく利用するのは東京⇔新大阪間)

どこまでが自分の範囲なんだろう…

個人的には、全員がリクライニングするとして、この平行四辺形のスペースが各自のスペースだと思ってました。

前の人がリクライニングしなかったら「ラッキー!」くらいで。

後ろの人に対しての配慮は、倒すときはゆっくりと、くらいしか考えてなかった。

 

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他の人ってどんな感じなんだろう。

 

リクライニングしてない状態を自分のスペースと仮定して、前の人がリクライニングしてきたときに「スペースを侵された!」って思うよりも、リクライニング前提で、前の人がしなかったら「スペース分けてもらってる!ラッキー!」のほうが生きやすいんじゃないかな、と思います。

 

 

結婚式はしたほうがいいけど、私は失敗だったなぁ…と思ってます

トピック「結婚式」について

結婚式。私は4年ほど前にしました。招待人数100名ほど。費用は460万くらいかかりました。良かったこともたくさんあるし、結婚式はしたほうが良い派だけど、私自身はちょっと失敗だったし、やり直せるものならもう一度やり直したいと思っている。

 

うちは式場選びを失敗したなーと思っていて、式場とは結婚式後に大幅にもめて、いくらか返金していただきました。(費用460万は返金前の金額です)それでもモヤモヤしたものは残っているし、今でも結婚式関連の記事を読むと思い出してイライラする…。そして、周りの方には失敗してほしくないなぁ…。と思うので、思うことをツラツラ書きます。

なぜ結婚式をするのか。目的をはっきりさせよう

今は、色んなタイプの結婚式があります。費用も様々です。んで、結婚式をする側にも色んな理由があります。お互いの重視する部分が合致する式場を選ぶのが大切だな、と思います。

結婚式場の種類

  • ホテルでの結婚式
  • 結婚式をメインとした会場、会社での結婚式
  • スマ婚的な低予算系結婚式
  • 海外挙式
  • 1.5次会的なレストラン結婚式

などなど

結婚式をする動機

  • 両親、親族への挨拶
  • 親族の希望
  • 友達へのお披露目
  • 今までお世話になった人へのもてなし
  • ドレスを着たい
  • 二人の思い出づくり

などなど。

うちの場合は、お互いに親族づきあいが淡白で両親は特に希望はないが挙げて欲しい程度。旦那様は友達が大切、大好きなので、みんなに祝ってもらって、こちらもちゃんともてなしたい!私は、雑誌で見るような可愛いドレスを一度は着たい!映画に出てくるような素敵なシーンを体験したい!ということでした。

雑誌でみるような素敵なドレスやテーブルセッティングについて

うちの結婚式でつまずいたこと、失敗したなぁ…って思ったのは、私の希望であった素敵なドレスやテーブルセッティングについて、事前に本当にそれが必要なのかどうか、費用はいくらかかるのか…真剣に考えなかったところにありました。

当時の私は30歳。さらにファッションにはややうるさい程度。自分が思っていた素敵なドレスは梨花が着るようなドレスやELLEマリアージュで紹介されるようなドレスです。

 

それらのドレスをレンタルすると50万から70万くらいかかる。そこにカラードレスも追加されるので、ドレスだけで100万弱くらいかかるのです。

そこを式場か式場提携のドレスサロンで借りるとカラードレスと合わせて50万弱くらいだったりする。(もっと安い場合もあると思う)

そうすると、希望のドレスとの差額が50万円だけど、この50万って…って考え出すとよく分からなくなってくる。ブランドのバッグ2個買えるし。ドレスそこそこにしてブランドバッグ2個買うか、ドレスを気合いれるか…。結局、提携サロンでドレスを決めたんだけど、最初のころは提携サロンなんて使わない!自分で勝手にドレス決めるんだ、って思っていたから、式場や提携サロンのドレスのクオリティを考えずに決めてしまって、結果ドレス選びには非常に苦労しました。

同様にテーブルセッティング(特に花)も猛烈に高いです。かなりの金額を出さないとデザイン的な部分では思い通りに行かないことが多いので、本当に必要かよく考える必要があります。

 

式場のスタッフが結婚式のために全力をつくしてくれるとは限らない

結婚式って神聖なもので、そこに携わる人って「人生の門出を自分の手で素敵に仕立てたい!」みたいなモチベーションの高い人がしているんだと勝手に思っていた。

ディズニーランドのキャストさんたちみたいなのを想像してました。実際テレビで特集されるときもそういう一面をクローズアップしてますよね。

実際、そういう人もたくさんいると思うんです。以前、仕事でウェディングプランナーさんに取材したことがあるんだけど、非常にモチベーションが高くて素敵な人でした。

その一方でホテルなんかだと「割の良い宴会事業」くらいに結婚式を捉えているところもあると思います。特に私が挙げたところは、うだつの上がらない古くからある日系企業外資が買収しました。みたいな感じだったので、非常に酷かった。

プランナー(今となっては、この人プランナーだったのか?って感じだけど)的な立ち位置でついた40歳過ぎくらいの女性は照明の打ち合わせで「私もよく分かってないので、一緒に同席してお勉強♡」なんていう始末…。

(え!?プロとしてどうなの?って思ったけど、その場で突っ込めなかった結婚式前は気の弱かった自分たちも猛烈に反省)多分、ジョブローテ的な感じで、結婚式担当になったので、結婚式に対する情熱なんて微塵もなかったんでしょうね。

こだわりないなら、スマ婚等の低価格結婚式が良いと思う

結婚式はこだわりだしたら、めちゃくちゃお金がかかる!しかも、花も何もかも当日勝負なので(うちの場合は花が間違っていた)、やってみるまで成功かどうかわからない。

 

式場のクオリティも様々だし、いい式場選びって結構大変だと思う。フェアに行って、希望日程の空きを確認して…1日に回れる量は、最高でも午前1個午後1個が限界だし、1日2会場は余程のガッツがないと無理。。

 

業界自体も古く、新陳代謝も活発でなく、料金体系も不明瞭…自分たちの気持ち的問題や、周りへの挨拶的なことが目的なら、最近出てきたスマ婚がいいな、と思います。

 

「スマ婚」の真相を解き明かす 「質を落とさず価格を抑える結婚式」とは?|ダイヤモンド・オンラインPlus

 

質素な結婚式ではなくブライダル業界の無駄を排除したプランだと思うので。自分がもう一度するならスマ婚にするね。

 

そうじゃないなら、どこかからかお金を調達して600万規模の式をするか、友達へのお披露目的要素をなくして海外挙式にするか、準備期間を1年くらいとって綿密に調べまくるか。

 

目的が不明瞭だけど、そこそこのこだわりを持って、結婚式はするものだから…って挙げるのが一番ダメだと思う。

はー。もう一回したい。